研修について

 東京都支部では、経験豊富な樹木医を始め、大学教授、研究員の方々など、専門的な講師を招き、東京都支部や他支部の会員樹木医を主な対象とした研修会を年4回開催しています。樹木医に必要とされる知識とその範囲は非常に広く、樹木の生理・生態から植物そのものや菌類、土壌、気候、害虫、病害、環境など多岐に渡ります。各専門家の方から、直接講義を聞くことのできる機会を設け、樹木医の職務上必要とされる知識や技能を修得し、各会員の持つ得意分野やスキルに磨きをかけて向上させることを研修会の目的として継続的に開催しています。

 また、令和元年度から樹木医資格の登録更新制度が導入され、登録更新を行うための条件として、5年間で樹木医CPD単位100単位以上の取得が必要となりました。樹木医CPD単位取得を目指す樹木医の一助となるよう、東京都支部では樹木医CPDプログラムの運営団体である一般社団法人日本緑化センターに申請を行い、研修に参加することで単位も取得できる樹木医CPDプログラムに認定された研修会を開催しています。